企業のために粉身骨砕で働くサラリーマン。
自身や家庭を顧みず、ひたすら会社や上の命令に従い続ける。
いつの時代もそういった、いわゆる「社畜」が存在する。

なぜこんな辛い目に遭いながら毎日を生きなければならないのか?
自分だけが辛い、周りが輝いて見える。

そういう方にこそぜひ読んでほしい「社畜!修羅コーサク」


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これさえ読めば、辛いのは自分だけじゃないんだ!と、生きる活力を与えてくれるだろう。


社畜あるある

この漫画の最大の特徴は、社畜なら誰でも共感する「あるあるネタ」だ。

主人公の図画コーサクは何かをやらかしてfack岡・墓多(ハカタ)に飛ばされたごく普通のサラリーマン。
東京で培われた社畜スピリッツで、左遷先の墓多でも、その経験と根性でいかなる苦難も乗り越えていく。

台風時の出社もなんのその、東京のビル風で鍛えられた図画にとってはそよ風同然。
上司からの制裁(棘バットのフルスイング)も、数多の謝罪で会得した45度お辞儀で難なく躱す。
有明海からサガを乗り越えわらすぼの大群が襲ってきても、長年真面目に通勤してきた社畜のみに許される技「社畜回避」で避けきる。

長年の社畜経験を経た図画コーサクは、完全無欠の超人と化していた———


101回目の風呂ウォーズ

社畜にとっておろそかになりがちなのが「住居」だろう。
朝早くから終電まで働く社畜にとって、滞在時間の短い「家」に金をかけるのはあまりにも馬鹿らしい。
自然と家賃の安いところに住んでしまいがちだ。

だが、そこに落とし穴があった。
家賃の極端に安い家には、魔物が棲んでいる。

そう、「バランス釜」だ———


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浴槽の隣に鎮座するそれは、高度経済成長期の遺産。
築50年になるコーサクハウスでは、いわば風呂場のガスコンロたる彼なくしては、追い焚きはおろか、温かいシャワーさえも浴びることができない。
だが、無数のレバーと警告にまみれた風貌は、素人判断でどうにかしていい代物でないことをまざまざと語っていた。
下手に操作すると、燃焼不良からの一酸化炭素中毒なんてのはざら。
最悪、「カンカンカン、ボッ!」である。


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社畜とはいえ、最低限の衣食住は確保すべき

図画は住をおろそかにしバランス釜住居に住んでしまったがために、風呂に一週間以上入れないという憂き目にあった。
衣食住のいずれか一つでもおろそかにすると、最低限の社畜らしい社畜生活すらままならなくなる。

今後も豊かな社畜ライフを続けるには、まず仕事以外のことから見直さなければならない。


勤務時間あるある

主人公の図画コーサクは朝9時から終電までの勤務。
ちなみに私の社畜時代は、朝8時から終電まで。

事実は小説より奇なり。