まいどおおきに食堂といえば、まず第一に手書き風の看板が印象的だ。
その看板には「まいどおおきに食堂」とは書かれず、その地名がそのまま店名となっている(例:日根野にある店舗は「日根野食堂」となる)ので、一見するとチェーン店には見えないその佇まいも人気の一因と考えられる。

さて、まいどおおきに食堂の最大の売りとなるのが小鉢を取る形式のセルフサービス
数十種類の小鉢が所狭しと並べられ、客は自分の好きな小鉢を財布の中身とにらめっこしながら取っていく、食堂でありながらある種のアミューズメントパーク的なドキドキワクワク感が与えられる。

そんなまいどおおきに食堂の根幹をなす「小鉢取り放題(有料)サービス」を、日本で唯一おこなっていない店舗が存在するとの情報を消息筋から入手したので、さっそく行ってみたよ!ゴーゴー!


昭和の面影が色濃く残る「JR津久野駅」周辺

まいどおおきに・SAKAI総合医療センター食堂の所在地は、JR阪和線・津久野駅から徒歩5分の「堺総合医療センター」内にある。

JR阪和線といえば、事故や故障などで遅延が多発し「また阪和線か!」と一時ネット上で騒がれた、あの悪名高い路線である。
10回の利用のうち7回は遅延すると言われたのも今は昔、近頃は10回に3回程度で済んでいる(※個人の感想です)
と、こんな感じの路線なので、普通電車しか停まらない津久野駅に辿り着くにはそれなりの苦労がある。

JR阪和線に乗るには、まず大阪環状線で天王寺に行かなければならない。
環状線の名のとおり、路線が環状になっている。イメージしにくい方は山手線みたいなものと思ってくれればいい。
幸いなことに阪和線へ連絡する天王寺駅は、快速電車が停車する。大阪駅からはさほど時間はかからない。

問題はここからである。
JR天王寺駅からJR阪和線に乗り換えるのだが、このJR天王寺駅が非常にやっかい。
乗り場が1番から18番まであり、初めて訪れた方はまず間違いなく迷う。
さらに厄介なのが環状線と阪和線の位置関係。
環状線が11番から18番のりば、阪和線が1番から9番のりばで、この2つはそれぞれ別の階層に位置する。
初めての場所に訪れる人間というのは不安や警戒心からか意外と動けないもので、隣接しているとはいえ階層の違う阪和線にはなかなか辿り着くことが難しい。

阪和線のある1~9番のりばに辿り着けたとして、安心するのはまだ早い。
そう、「1番から9番のりば、どこから乗ったらええねん問題」が残っている。

【後編】日本で唯一、定食形式の「まいどおおきに SAKAI総合医療センター食堂」を食す

20190113_131657-756x1008