BL(ボーイズラブ)とは、腐女子の生きる糧である。
PL(パーフェクトリバティ)や、PL(プロダクトライアビリティ)と混同しないように。

BL漫画を読む層といえば、主に腐女子である。
女性漫画家が女性のために描いていることがほとんどなので、当然ながら女性読者が多くなる。

そんな昨今のBL界を、本職であるゲイの方々はどう見ているのか?
という話を書こうとしたが、私がゲイ業界に詳しくないので今回は控えておく。

気を取り直して、今回はなぜBL漫画である“窮鼠はチーズの夢を見る”がノンケにウケたのかを、3つのポイントに分けて説明していきたい。

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いきなり勧めてきた

水餃子パーティに招待され友人宅を訪れた際のこと。
その日の水餃子の出来は決して良くはなく、モチのような食感。時期もあいまって、鏡開きかと錯覚した。

苦悶の表情でモチ風水餃子風モチをたべたべしていた私のもとに、友人が一冊の本を持って勧めてきた。
それが今回ご紹介するBL漫画「窮鼠はチーズの夢を見る」(以下 窮鼠)だ。

なぜ男性かつノンケの私に勧めてきたのかは不明だが、ここで読まねば漫画読みの名が廃る。
幸いなことに、私はゲイに対する偏見がないので、素直に作品世界に入り込めた。



BLは大きく分けて二種類ある

BL(ボーイズラブ)は、大きく二種類に分けられる。
ひとつは、ゲイ同士の恋愛。
そしてもうひとつは、ゲイとノンケの恋愛である。

窮鼠は後者になる。

優柔不断で流されやすい性格の大伴(おおとも)
人に誘われると断れないため、幾度となく不倫を繰り返す。
そんな性格のため、妻の千佳子に愛想をつかされ離婚を言い渡される。

傷心の大伴。その心の隙に、ここぞとばかりにつけ込もうとゲイの今ヶ瀬が現れる。
最初は拒んでいた大伴だが、積極的にアプローチし続ける今ヶ瀬に流されるまま肉体関係を結んでしまう———

私はノンケだからか、初っ端からゲイ同士惹かれあうよりも、こういう展開のほうが個人的に好きだ。
私自身が異性愛者なので、最初は主人公がノンケであるほうが感情移入しやすい。
レズものでも同様、片方はノンケがやっぱりいい。



第三の勢力、ノンケ同士の同性愛

先ほど、同性愛ものには二種類あると説明したが、実はもう一種類存在する。
それが「ノンケとノンケが結ばれる」という、ちょっとよくわからないものだ。

LOVE STAGE!!
オタクの男の子と俳優の恋愛模様を描く傑作。
二人は幼少期に撮影の仕事で共演し、女装した泉水を女の子だと思い込み一目惚れした龍馬。
十年後に再開し、泉水が実は女装した男だと知りショックを受ける龍馬だが、その思いを止められず、男と知りつつアプローチを続ける。
最初は拒み続ける泉水だが、次第に龍馬のまっすぐな想いに惹かれていく。

citrus
見た目はギャルだが一度も恋をしたことのない女子高生・藍原柚子[1]は親の再婚により藍原学院女子高等学校へ編入する。彼氏ができないと初日から絶望に打ちひしがれる柚子の前に現れたのは生徒会長の藍原芽衣[2]。芽衣は校則に従わない柚子を厳しく叱責する。最悪の出会いを果たした2人だが、実はこの芽衣こそ親の再婚相手の娘であり、義理の姉妹となった2人は同じ屋根の下での生活をスタートさせる。性格の異なる2人は互いに反発するも次第に惹かれ合っていく。

ちょっと書くのがめんどくさくなったのでcitrusはWikipediaから拝借したが、両方とも名作なので是非読んでほしい。


以上、LOVE STAGE!!citrusの紹介記事でした。
今回はここまで、おさらばさらば。